京成AE100形引退
京成・京急等で12月にダイヤ改正を行うと発表があり、京成では土休日運行していた「シティライナー」の定期運転終了。これに伴い、他に使い道のないAE100形は引退となりそうです(今後の処遇は未定)。他に成田空港の航空便数増加による列車増発や速達化が行われるそうです。
AE100の画像はナシ、11月中の土休日は多分仕事のため、今後見る機会もないでしょう。あるのはこれら資料のみ。模型もありません。
1990年から走り始めたというわりには、当方にとって印象のウスい車両でした。だから時間を割いて撮影という気にならないのでしょう。
前面に非常用扉を設け「羽田空港乗り入れ(ハート)」をアピールしたものの実現せず、2010年に現行AEの160㎞/hという高速運転のインパクトに圧倒され撤退。かといって通勤用に向くわけもなく、撤退後5年間余生を送ることになります。更に東日本大震災の節電ダイヤで真っ先にシティライナーが運休になり、利用客も減少。窓際に追われたのです。
初代が「悲劇のAE」「悲運のAE」として、また現行は「原点回帰のAE」として記憶に残るのに対し、間に挟まれたAE100は「中継ぎ」として役目を終えようとしています。
一方、京急ではモーニング・ウィング2本設定。他に羽田空港の航空便数増加による列車増発や速達化が行われるそうで、東京モノレールやリムジンバスと凌ぎを削り、今や「品川方面」「羽田空港」「横浜以遠」のトライアングル運行が強くなった感もあります。
古くは「成田山」「三浦海岸」で観光客を呼び込んだ両社。時代は変わったものです。
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