七十回忌を機に「総理談話」が出され、近隣国は諸所評価するでしょう。
奇しくも現在、安保法案が議論され、最終的には(米国との約束ありきで)法案化されるでしょう。
戦争をしない日本に忍び寄る近隣国。一触即発も有り得るのか、睨み合いが続くのか、使わなくても武力を増強しておかなければならないのか、米国の核の傘から抜け出す?云々。
国会周辺などで安保法案反対デモ集会が行われているが、戦争体験の老人から若者まで幅広い年代層が参加。70年間戦争しないでこれたのに、この法案で変わる懸念。「変わりゆく世界の中での”日本の役割”とは何か」安保法案のみならず広い眼でみて「世界の中の日本の存在」をアピールできればいいのですが、これまた難しい問題です。
また1年11ヶ月ぶりに原発が再稼働され、くすぶっている「核」問題が再浮上。こちらも幅広い年代層が各地でデモに参加。世界の多くの国が原発縮小の中での再稼働、しかも地震国の日本で。更には有事の際に真っ先に攻撃の的になりかねません。
「原発ナシで電力供給できたのだから将来も不要ではないか」そう思ったりします。
CO2の削減に原発が必要というのなら、風力、地熱などの代替エネルギーをより多く普及させて、安定供給させる方策を考えればと思うのです。
原発という危険と背中合わせの箱モノを終息させることが出来ない「しがらみに押される(?)権力」。
どの世論調査をみても「安保法案」と「原発再稼働」について、「評価しない」「あまり評価しない」が「評価する」「やや評価する」を上回っているのに推し進める時の権力は、我々をどこに導くつもりなのでしょうか。
「名は体を表す」といいますが「安」全を「倍」増する方向なのか、「安」売りを「倍」増させてウエルカムの方向なのか。
もしかしたら我々は反対方向に連れて行かれるのでしょうか。そんなことはないでしょうが、この先、数十年の事象のことばかり。危ない橋を渡らず、時には「引き返す勇気」・・・辺野古など見ればそんな勇気は・・・。
話があちこちいったので、まとめに川柳をひとつ
平成を
年号だけに
終わらすな
(赤緑)
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