八ツ場ダム周辺は「橋梁の見本市」
草津で一泊した翌日、R292~R145、建設中の八ツ場ダムを見下ろしながら帰ります。といっても運転手の当方は景色を楽しめません。
政権交代があった時期、あの建設中断は何だったのでしょうか。ついこの前だったはずが遠い昔に思えるのは、忍び寄る老化現象か。
JR吾妻線の線路が変更になり新線は大半がトンネルだそうです。新線でスピードアップが図られたかと思えど所要時間に大差がないのは、単線故でしょうか。
これは旧吾妻線・長野原草津口付近、車窓からの画像(2011年6月)、手前が新線の橋、奥がR145BP。
高規格な橋梁が次々に目に飛び込んでくる様は、現代日本の土木技術を集めた「橋梁の見本市」。
道の駅「八ツ場ダムふるさと館」で休憩。
道の駅の前のこの橋も見本市の一作品。
同じ橋のかなり下を走っていた旧線の車窓から。高低差がわかると思います。新線は対岸の長いトンネル内のため、現在この橋を見ることは出来ないと思います。
ダムによる移転で鉄道・道路・住宅が真新しくなった地域と、昔の景色が残る下流地域で、こんなに様子が違うものかと改めて感じました。
計画から長期にわたり紆余曲折した八ツ場ダム。完成したらまた違う景色になるのでしょうね。
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