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2013年5月16日 (木)

1人のための1人のために―重篤編

 それは1本の電話からであった。
 「長期入院することになった」
 事情により具体的なことは書けないが、誰もが知っている『重篤な病名』を本人から告げられる。気のせいか上ずっていて精一杯声を出しているようだった。普段はお互いに冗談を交えつつ…しかしこの時は次に出る言葉が見つからない。短い沈黙、しかしそれは長く感じた。
 当方より相当若くスポーツマンである彼が「まさか」である。ショックである。しかし本人や家族はその何十倍何百倍もショックである。それを察しなければならない。でも当方にそんな余裕はなかった。
 結局他愛もないわずか数分のやりとりだったが、一晩中話していたように長かった。

 これから彼は下界から長期間遮断される。話には聞いているが過酷な治療が始まる。孤独との戦いである。我々に何か出来るかといって何も出来ない。悔しいが無力だ。本人が頑張るしかない。これが現実である。
 しかし「彼を想う気持ち」は出来る。これしか今は考えつかない。今後も他はないかもしれない。だから「彼を想う気持ち」を大切にしたい。大切にしながら日々を過ごしていきたい。少なくとも「彼が下界に戻る」まで。また冗談を交えつつ、そんな日を当方は待っている。

 もし彼の状況を知っている人が当記事を読んでいただけたら、同じ想いを持ってもらいたい。当方からのお願いである。
 1日以上考えても今はこれだけ書くので精一杯である。

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