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2013年3月26日 (火)

桜の木は今頃何を思う

 東京では桜の満開宣言以降、例年以上に早い「お花見」が23、24日(土、日)を中心に見られ、25日夕方からの底冷えの雨で散り始めるという、まさに「花の命は短くて」がピッタリの状況になっています。「桜祭り」が1週間以上、早めることが出来た会場は良かったのですが、日程の調整が出来なかった会場はどうなるのでしょうか。
 遅かれ早かれ、各地どこでも桜は咲くはずなのですが、不幸にも不届き者の手により咲くことができなかった「桜の木」があり、物議を醸しています。
 以下リンクを貼りましたが、期限切れの際はご了承下さい。

・toggeter撮り鉄の人の歪んだツイート

・NEVERまとめ『マナー以前の話です』しなの鉄道公式アカウントが撮り鉄の一部の方に苦言

・J-CASTニュース「桜の木、撮り鉄に勝手に切断された」 しなの鉄道ツイッター「炎上」で謝罪

・BusinessMedia誠『犯人は「桜」を切ったのか? しなの鉄道伐採事件』

・中日新聞「撮影の邪魔?桜バッサリ しなの鉄道人気スポット」

 犯人が特定されていないので決めつけるわけにはいきませんが……仮に、仮に俗にいう「撮り鉄」なら。そんなの撮り鉄ではないし、それを撮り鉄というのなら品性下劣・愚者集団である。そこまでして撮影したいのだろうか、そんな撮影して何が楽しいのか、当方には理解できない。

 撮り鉄は気に入った場所で走行中の列車を止めて撮影するのだろうか? ホームで乗り降りする一般客や駅員の妨害をしてまで撮影するのだろうか? 上手く撮れなかったといって出発を遅らせて「もう1枚」とシャッターを切るか? 走行してくる列車の正面に立ってカメラを構えるか? 非常に腹立たしい。
 そんなに撮影したけりゃ鉄道会社に交渉して「列車丸ごと、ホーム丸ごと」貸し切れば好きなだけ撮影させてくれるかもしれない。 交渉次第では中古の車両を売ってくれるかもしれない。

 仮に、仮に俗にいう「撮り鉄」が桜の木を切ったとしたら、桜の木の代弁をする。
 「お前ら、桜の木は植えられてから一歩も動いていない。桜の木が邪魔というのなら、桜の木が植えられる前からここに陣取って、一歩も動かずに好みの列車が来るのを何年でも待っていろ。」
 もうひとつ、そんな「撮り鉄」に言っておく。
 「桜の木が邪魔だと思うのなら、そんな撮り鉄はもっと邪魔な存在だ。そんな撮り鉄を誰も歓迎しない。どんな高度な撮影機材であっても、そんな撮り鉄に所有されていては、撮り鉄同様に機材も腐ってしまい可哀想だ。」

 以上、俗に、俗にいう「撮り鉄」が桜の木を不幸にしたという仮定のもとに、記事にしてみた。そんな「腐った撮り鉄」は「桜の木」に対して反論はあるまい。

 あの「桜の木は今頃…」

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