盟主の巨人軍、されど1/12の巨人軍
日本の職業野球~プロ野球を支え、今日の野球を地位を確立した意味において、1番貢献した歴史のある球団であることに異議を唱える人はいないと思います。
読売新聞社、日本テレビ放送網という親会社を通じ、長年にわたり巨人軍を中心に野球を反映させた功績は大きいです。TV、ラジオでのスポーツ娯楽といえば、野球・相撲・プロレス・ボクシングでした。 極論として「巨人ファン」「アンチ巨人ファン」で区別していた時代もありました。
しかし、近年はスポーツ・メディアの多様化により、スポーツにおける野球への依存度は低下、同時にプロ野球における巨人軍への依存度も低下しています、いるはずです。
でも相変わらず、これまでもドラフト制度・1リーグ10球団再編・セパ交流戦導入・クライマックスシリーズ導入など、事あるごとに巨人軍のオーナーの発言が大きな影響を与えていました。また、それにより野球界が右往左往しました。
そんな巨人軍で11日、球団代表が球団会長を叱責する前代未聞の事態が起きました。私物化してきた個人に退場しろと身内が反旗を翻したわけです。お家騒動といえば優勝できない関西方面とか譲渡問題の球団が定番でしたがね。
外野で見ている我々には面白いですが、球界としては考え直さす時期だと思うのです。なぜ今まで巨人軍のオーナー・会長だけの発言が突出しているのか。他の11球団の意見も知りたいし12球団平等のはずです。
「球界の盟主であれ」と発言した名物爺さんも、「今後野球のことは一切話さない」とか言いながら、孤独に耐えられなかったのか、横浜譲渡問題で発言したりと、生涯現役でいたいのでしょうか。退き際は難しいようです。
今回の騒動でまた巨人ファンが離れてしまうのではと危惧します。1球団の人事が今回の騒動の発端のようですが、球界もメディアも我々も静観するだけでいいと書きながら、当方もどこかで巨人軍を意識し、依存しているのかもしれません。
原さんが監督の間に1回は優勝させてもいいかな、と同情したりして。
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