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2011年8月 7日 (日)

旧営団地下鉄日比谷線中目黒脱線衝突事故

 「現場の赤緑です」
 これまで重大鉄道事故の現場に行き、その時の様子を思い起こして書いています。
 (信楽高原鐡道鉄道正面衝突事故北陸トンネル列車火災事故福知山線脱線事故:それぞれリンクいたしました)
 2000年(平成12)3月8日午前9時1分頃に発生した列車脱線事故で、死者5名、負傷者64名を出しました。早いもので、もう11年が経ちました。
 その日、当方は近所の病院の待合室でTVを見ていたら、臨時ニュースの速報で伝えられました。
 最初は上空からのヘリコプターの映像で、上からは日比谷線を2本の列車が止まっていて、うち1本は脱線している様子。中目黒駅から恵比寿駅に向かうトンネルに入る手前で、それほど速度超過する場所でもないので「たいした事故ではない」と思っていました。
 ところが地上からの中継を見て驚くわけです。ご存じのとおり、上空からは分からなかった側面がえぐられた車両を目にするわけです。
 事故の詳細については鉄道ジャーナル2002年2月号等に掲載されていますが、ガードレールのなかったS字カーブ、速度超過、上り勾配、輪重比(車輪にかかる重量比)の不均衡などの複合要因による「乗り上がり脱線」が原因とされています。
 そういえば、上空からの映像を見て「東横線にはガードレールがあるのに日比谷線にはないんだ」と思ったり、検証のための再現試験で、台車に取付けたカメラが車輪の浮き上がる様子を捉えていて「ガードレールの重要さ」を感じたりしました。

 ということで、中目黒駅付近で時間があったときに訪れてみました。
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 画像の奥が中目黒駅、手前が代官山、恵比寿方面。東急東横線の列車がすれ違います。低速でカーブを通過するときの車輪の音と、セミの鳴き声が響き渡ります。
 東横線のガードレールは事故の前から付いていました。
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 東横線の代官山へ入るトンネル。このような場所にどうやってペイントしたのでしょうか。
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 線路の下をくぐります。現在も職員の方が常駐しています。
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 階段を上がると、東横線の下り線と日比谷線A線(中目黒方面行)の間に慰霊碑が建立されています。
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 「安全の誓い」です。2度とこのような悲劇が起きないように、関係する方々には決して忘れてほしくありません。そして我々も。
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 どこにでもあるような都会の風景。何事もなかったように多くの列車が通過していきます。

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