スルッとKANSAI旅行9―慣れとは恐ろしいもので
この連載も随分引っ張ってきましたが、ここで多分最後になるでしょう。
関西に行き、関東と典型的に違うのは、エスカレータの立ち位置だと思います。
関東では右側を空けておく、関西では左側を空けておく、です。
以前からですが、関西に行ってくる度に、東京でもエスカレータに乗ると右手が自然とエスカレータのベルトを握っちゃうんですよ。
気が付くと右側で立ったままで、後ろから来る人の邪魔になり、混雑していると左に寄れず、仕方なく前進するわけですよ。
詳しく分析すると、乗る前に左手は荷物を持っていて塞がっているのに気付くのです。
で、あいた右手がベルトにいって、自然と右側に立つということになるのです。
こうなると、
①右手に荷物を持ち左手をあけておく。
②ベルトを持たない。
③とにかく前進する。
と対応は3択になります。
ところで、なぜ左手に荷物を持っているのか。自己分析をすると、それは自動改札機が右側にあり、切符やICカードを持つ必要から、自然と右手をあけるようにしているからです。
いちいち荷物を持つ手を変えるのが面倒ということです。
では、なぜ自然とベルトを持つのか。それは転倒防止のためと、寄りかかるためです。
一時期将棋倒しとか、靴が引っかかったとか、事故が騒がれていましたね。そのためです。
それと寄りかかるのは年齢によるものでしょうか。
となると、とにかく前進するか、気が付いたら左によるか、荷物を手に持たない。
加齢と共に少しずつ不器用になっていくのでしょうか。
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