近江塩津駅の謎
「現場の赤緑です♪」
元々、北陸本線の長浜あたりから敦賀にかけての勾配区間の途中駅でしたが、大阪方面からの直通列車の輸送手段として開通した湖西線との接続駅になりました。
ということで賑わっているかというと…。全くの閑散。
接続駅ではなく通過駅。信号所でもいいくらいと言ったら失礼でしょうか。
別述の北陸トンネル現場、敦賀ループに関して「全線全駅鉄道の旅 北陸山陰2300㌔」(小学館)を読んでいて、この駅のことを知りました。
事前に調べたところでは、特徴が2つです。
・構内の線路配置(一部右側通行!)
・異様に長い場内
草津から米原経由、223系新快速で現場にきました。
とにかく風が強いです。
道路1本と畑が広がる山合いにある2面4線+通過線の駅。閑散としています。
立派そうに見える駅舎ですが、側壁にへばりついている格好の委託駅です。
この駅を撮影するにもこのアングルしかありません。
改札口からホームまで、ひんやりした狭い地下通路から階段を上ります。
昔は長い列車編成も今は最大4両編成。敦賀方は非バリアフリーで使っていない低い旧ホームが長く延びています。
ホーム端から敦賀方を見ます。
右(山側)が北陸本線、左が湖西線です。左下のほうに駅舎があります。
勾配の途中なので引込線関連の渡り線しかホームからは見えません。
高速規格線のため、奥に見える長いトンネルを越えてから立体交差し、その先で合流します。
合流するまでが駅場内なので、長い距離になったそうです。
敦賀に向かって列車に乗っていても、どこまでが場内かわかりません。
上述の本に線路配置が出ていますが、現在とは異なっています。わかる範囲で描いてみました。
北陸本線に湖西線が後付けされた感じになっています。
普通列車は右側通行になっています。
そういえば以前は交直流セクションがこの付近で、永原・近江塩津―敦賀区間は長い間、気動車の運用でしたね。
今は大阪方面から敦賀まで223系が乗り入れていて、少ない本数ながら改善されているようです。
高速で通過する列車にはこの駅の奥の広さはわからないと思います。
閑散とした駅で取材しながら30分。湖西線からきた223系が2番線に到着。右側通行で敦賀に向かいました。
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コメント
燃田樹さん
こんにちは。残念ながら419、475系が来ていた頃は行っていないので、惜しかったです。223系では何か味気ない感じがするのです。
北陸トンネル関係は、図書館で「鉄道事故の歴史」に関する書籍を数冊参考にしました。「北陸トンネル」のみの書籍はなかったです。また、書店では鉄道事故関連の書籍は見つかりませんでした。
投稿: 赤緑 | 2010年4月15日 (木) 20時57分
またまたこんばんは!私は昔の近江塩津の人が好きでした。なぜかというと私も22歳の時に近江塩津に行った事がありますがその時は223系がまだ近江塩津・長浜までしか行かなかった時でしたから人がほとんどいませんでしたしね。今は新快速がすぐに来るから人がとにかく多い!昔は近江塩津に413系や419系や475系も来た時代がありましたね。その時の方が好きでした。後、新快速近江塩津止の電車が奥の引き上げ線に引き上げて帰ってくるんですが引き上げ線から来た223はゴミが落ちたままだしカーテンもほったらかしで来るし、いったい何のために引き上げてるのかといつも思います。あと、北陸トンネルの書籍は今、どこで売ってますか?
投稿: 燃田樹(24)(ねんだいつき) | 2010年4月14日 (水) 22時02分